シングルマザーの支援をしてくれる制度【生活が苦しい】

ママ・プレママ

シングルマザーの家庭では、ママが一生懸命働いても経済的に厳しいことが多いですよね。
私もシングルマザーで子供を育てていますが、貯金を切り崩してなんとか生活ができている状態です…

そこで、シングルマザーを支援してくれる制度がどれくらいあるのかを改めて調べてみました。
あまり知られていない自治体独自の制度などもあったので、補助金・ママの仕事面・教育面・子供の預かり・貸付に分けてまとめてみました!

貰い忘れがないか、今一度確認してみてください。

シングルマザーが受けられる支援

シングルマザーが受けられる支援【補助金・手当】

児童扶養手当

児童扶養手当は、いわゆる「母子手当」と呼ばれるもので、全国どこのシングルマザーでも給付額や条件は同じです。

18歳以下の子供を育てているひとり親がもらえます
ただし、所得制限があり超えてしまうと金額を減らされたり貰えないということがあります。

満額の場合は、子供1人の場合は月43.160円、2人目は+10.190円、3人目以降は+6.110円です。

奇数月の10日あたりにまとめて振り込まれます。

児童扶養手当をもらうには申請が必要なので、離婚した時、子供が生まれたときには早めに自治体に申請してくださいね。

児童手当

児童手当は、シングルマザーに限らず子育て世帯に給付されるものです。

15歳以下の子供がいる家庭に給付されます。
こちらも所得制限がありますが、児童扶養手当よりは高く設定されているので、シングルマザーの場合は貰えることが多いです。

3歳未満は月15.000円、3歳~は10.000円が6月、10月、2月にまとめて振り込まれます。

住宅手当

ひとり親で20歳未満の子供と同居している家庭に支給されます。

こちらは、自治体によってはないところもあるので、お住いの自治体に確認してみてください。

生活保護を受けていたり、住民票が別のところにあるとNGみたいです。

シングルマザーが受けられる支援【減免・割引】

ひとり親家庭医療助成制度

ひとり親家庭のシングルマザー(シングルパパ)とその子供が病院に行った時の自己負担額を自治体がかわりに負担してくれる制度です。
実質、シングルマザーも子供も無料で病院を受診することができます。

18歳以下の子供がいるひとり親が対象です。
この制度にも所得制限があるので、自治体に確認してみてくださいね。

病院代・薬代が実質無料になるので、とてもありがたい制度です。

寡婦控除(ひとり親控除)

寡婦控除は、離婚・死別などでシングルマザーになった人が対象です。
所得税や住民税が控除されます

寡婦控除は、未婚のシングルマザーは適応外でしたが、令和2年からひとり親控除という制度が始まり、未婚のシングルマザーにも控除が適応されるようになりました

国民保険料の免除・猶予

シングルマザーに限らず、所得が少ない場合は国民保険の保険料が免除されたり支払い猶予を設けたりができます。

所得制限によって免除額が変わってきます。

電車やバスの割引

児童扶養手当や生活保護を受けている家庭の中の1人に対して、電車やバスの割引が適用されます

自治体によって違いますが、JRの定期券が割引になることが多いようです。

手続きは生活保護の場合は福祉課、児童扶養手当の場合は子供担当の窓口に問い合わせてください。

シングルマザーが受けられる支援【仕事】

ひとり親家庭自立支援教育訓練給付金

パソコン・医療事務・簿記・ホームヘルパーなどの資格を取るためにスクールや口座を受ける際の受講料の60%の給付金が支給してもらえます

給付金が貰える講座が決まっていたり、給付金は後払いというところに注意してくださいね。

ひとり親家庭高等職業訓練促進給付金

職業訓練に通う場合に給付金が貰える制度で、2種類があります。

高等職業訓練促進給付金

職業訓練に通っている期間の生活費の支援として、月10万円が支給されます

この制度を使った経験がありますが、1度でも遅刻や早退があるとその月は貰えない、子供の病気・ママ本人の病気を含めて月に7日までしか休めないので、小さい子供がいるママはなかなか厳しいです…

シングルマザーが受けられる支援【子供の学業】

就学援助制度

経済的な理由で、小学校・中学校への就学が困難な子供の保護者に対して、学用品・給食費・修学旅行費などの支援をしてもらえる制度です。

受けるには条件があり、
・生活保護を停止された
・非課税
・国民年金が免除されている
・児童扶養手当を支給されている
などです。

申請は、各学校へ行ってください。

奨学金制度

子供の大学の入学にかかる費用を貸付ではなく給付してもらえる制度があります。

収入によって金額が変わってきますが、条件は子供の学力が優秀であること
なかなか難しい条件ではありますが、貸付の奨学金は卒業後に返済が大変なので、返済の必要がない給付型の奨学金は使えればありがたいですね。

シングルマザーが受けられる支援【貸付・ローン等】

母子父子寡婦福祉資金貸付金

公的な貸付制度は審査が厳しいイメージですが、母子父子寡婦福祉資金貸付金は比較的通りやすい貸付制度です。

連帯保証人や親族の同意なしでも審査に通過できるので、親族がいないシングルマザーでも申し込むことができます。

借りたお金の使い道によって12種類にわかれています。
例えば、生活費のために借りるなら生活資金、子供の入学や教科書代なら就学資金など…
子供の運転免許取得代で借りることもできます。

12の種類によって借りられる金額の上限が決まっていますが、連帯保証人がいれば無利子で借りられます
連帯保証人がいなくても、金利1.0%なので、金融機関で借りるよりかなり安いです。

審査では、返済能力を確認されます。
ですが、アルバイトやパートで月の稼ぎが2.3万くらいでも借りることができます

国の教育ローン

国の教育ローンは、低所得世帯を対象にしているので、金融機関などのローンよりも通りやすくなっています。

正式名称は教育一般貸付といい、1.7%の低金利で借りられるのが特徴で、長期固定金利のため完済まで利息が増えにくい利点があります。

上限は子供1人あたり350万円で、所得制限に下限がなく、収入が少ない人でも融資を受けられます
ただし、一般的な正社員よりも給料が多い人は融資を受けられない可能性があります。
ですが、教育費の負担が大きくなりがちなシングルマザーの家庭では、審査が有利になる仕組みになっているそうです。

シングルマザーが受けられる支援【子供の預かり】

一時保育

一時保育とは、認可保育園などで子供を一時的に預かってくれる保育サービスです。

ママが疲れてしまってリフレッシュしたい時、事故や冠婚葬祭など緊急で子供を見れなくなったときなどに使えます。

定員に達していると預かってもらえないこともあるので、あらかじめ預けたい日が決まっている場合は早めに申し込みしましょう
申し込みは、役所など住んでいる自治体で行えます。

保育量はかかりますが、認可外保育所よりは安い金額なことがほとんどです。

預かってもらえる年齢や条件などは自治体や施設によって違うので、住んでいる自治体に問い合わせしてみてくださいね。

ファミリーサポート

自治体から登録することで、一時的に子供を預けられる子育ての相互援助事業です。

対象年齢は自治体によりますが、0~12歳くらいまでのところが多いみたいです。

曜日や時間は自治体によるので、問い合わせしてみてください。

金額は、平日で時間内なら1000円以下なことが多いです。

ベビーシッター

自宅に来てもらい、子供を見てもらえるサービスです。

こちらは自治体ではなく、民間企業がやっているサービスなので、一時預かりやファミリーサポートよりは金額が高いことが多いです。

夜間に見てくれるところもあるので、緊急時には便利ですよ。

ショートステイ・トワイライトステイ

ママが病気や入院などでしばらく子供と離れないといけない時に一時的に泊りで子供を預かってくれます

自治体が提携している児童養護施設・乳児院で預かってもらいます。
年齢によって施設が変わってきますが、0~12歳までが対象なところが多いみたいです。

~7日のショートステイ~2か月ほどのトワイライトステイとあって、金額は自治体によって違いますが、一日あたり1000~6000円と幅があるので、自治体に確認してみてください。

児童養護施設や乳児院というと、親のいない子が入るところってイメージがありますが、私自身が入院するときに利用しようと思い施設を見学にいきましたが、想像していたイメージとは違い、いろんな年齢の子がいる保育園って感じでした。

申し込みは自治体から行えます。

シングルマザーの支援をしてくれる制度【まとめ】

シングルマザーの家庭では、ママが精いっぱい働いていても生活が苦しいことが多いですよね。

ですが、シングルでも1人ではありません!
助けてくれる制度がいろいろあるので、お互いに頑張っていきましょう!!

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