つらい妊娠うつの原因と対策法、マタニティーブルーとの違い

ママ・プレママ

「妊娠おめでとう!」と言われてもなんだか心が重い…
急に涙が止まらなくなる…
これからが不安すぎて苦しい…

日本では、年々うつの患者が増えていると言われます。
妊娠して幸せいっぱいのママにうつなんて関係ないと思われがちですが、女性の人生の中で妊娠中はとてもうつになりやすい時期なんです。

妊娠うつの症状、どう対処すればいいでしょうか。
今回は、妊娠うつの症状と対策法、マタニティーブルーとの違いについてお話しますね。

妊娠中に気分が不安定になる理由

妊娠すると、ホルモンバランスが急激に変化します。
妊娠中の心と体に大きく影響を与えるのがこのホルモンバランスです。

主に、プロゲステロン、エストロゲンが挙げられますが、これらのホルモンは妊娠を継続するには必要なホルモンですが、体と心に大きな影響を与えます。

また、妊娠による体の変化や環境の変化も妊娠うつの原因になります。

女性の方が男性よりもうつになりやすい

女性のうつは、男性のうつに比べて2倍も多いという報告があります。

その原因は、女性ホルモンの影響。
月経、妊娠、出産、更年期…女性の人生は女性ホルモンの変化の連続です。

また、世の中に根強く残っている「家事は女性がするもの」という価値観も、女性にプレッシャーを与えてしまいます。

仕事に家庭に育児、その両立の中で、ストレスが溜まり、女性のうつの原因になります。

マタイティーブルーとの違い

妊娠、出産後には、ちょっとしたことでイライラしたり涙が出たりすることがあります。
自律神経や精神状態が不安定になる状態のことを「マタニティーブルー」と呼びます。

日本人女性の25~30%ほどが妊娠中にマタニティーブルーを経験するそうです。

マタニティーブルーは、1~2週間ほどで自然に落ち着いてきますが、2週間以上症状が続く場合は、妊娠うつかもしれないので、下のチェックリストを試してみてください。

妊娠うつとは

うつ病は心の病気と思われがちですが、実は脳の機能障害から来る病気です。

ストレスなどから脳の機能障害が起きてしまい、考え方が否定的になったり、自己嫌悪してしまったりします。

妊娠中は、女性にとってうつになりやすい時期なのです。

妊娠うつの原因

妊娠中のうつに関して詳しい原因は解明されていませんが、ストレス・ホルモンバランスの変化・自律神経の変化などから脳の機能障害が起き、うつの症状になると考えられます。

また、周りのサポートが少なく、不安を一人で抱えてしまうことも妊娠うつの原因の1つです。

もともとうつの人は妊娠できる?

もともとうつを持っていても妊娠・出産しても大丈夫という事は医学的に証明されています。

ですが、妊娠中には良くない抗うつ薬もあるので、注意が必要です。
かかりつけの先生に妊娠したことは報告して相談しましょう。

妊娠中のうつが赤ちゃんに与える影響

妊娠中のうつ病によって、赤ちゃんの発育不全や出産時の合併症の増加、子育てに対する意欲の低下、児童虐待や自傷・自殺などの問題に繋がることがあります。

早めにに診断し治療を受けることが重要です。

妊娠うつのチェック方法

2つ以上当てはまったら妊娠うつの可能性があります。

  • 憂うつで気分が落ち込む。希望が持てない。
  • 今まで楽しかったことが楽しくない。興味が湧かない。
  • 食欲がない。食べてもおいしくない。食べ過ぎてしまう。
  • 眠れない。眠りが浅い。途中で目覚める。
  • 焦る。イライラする。口数が極端に減る。逆におしゃべりになる。
  • 疲れやすい。やる気が起きない。体が重い。
  • 自分はダメ人間だと思えてしまう。罪悪感を覚える。
  • 集中力が低下。仕事や家事の効率が落ちる。ミスばかりする。
  • 死を考える。死が頭から離れない。

2つ以上当てはまった人は、メンタルクリニックなどを受診することをおすすめします。

妊娠中にうつと診断されたら

「ママになるんだからしっかりしなきゃ!」
「産後は私が育児しなければ!」

などと一人で抱え込むことをやめて、パパや家族にうつという病気を理解してもらう必要があります。

パパや家族を頼りにできない場合は、産科の先生、メンタルクリニックの先生や地域の保健師などの公的機関に助けを求めましょう。

妊娠うつは誰でもなる可能性がある病気です。
隠す必要はありません、つらいときは誰かを頼りましょう!

妊娠中のうつの治療方法

抗うつ薬を飲んでも妊娠や出産に影響はないと証明されていますが、一部の抗うつ薬には赤ちゃんの奇形率を高めるという報告もあります。

受診の際は必ず妊娠中であることを伝えて、影響の少ない薬を処方してもらいましょう。

妊娠うつ、ひとりで抱え込まないで

妊娠うつを一人で抱え込んでしまうと、余計にストレスや不安が重なって症状がひどくなってしまいます。
そのまま産後うつや慢性うつになってしまうこともあるので、早めの受診と共に、つらいときに話せる相手、公的機関などを作っておきましょう。

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